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A.Y氏を探すというライフワーク。

まあ、別に誰も楽しみにはしていないと思いますが、あっちゃんこと
A.Y氏を探し出すというのはもはや私のライフワークになっている
わけです。


12月18日快晴。
先日の情報を元に、ナチュラリストA氏に、かつてあっちゃんの住処だったと
思われるブルーシートの家に案内してもらう。

「ガス橋と丸子橋の間にはあの一軒しかない。」
「雑草の荒れている状況をみると、3、4年もいないわけじゃない。
一夏超えたくらいだ。」

ナチュラリストA氏は教えてくれた。

確かに川崎側にはブルーシートの家が幾つか見えるが東京側には
一軒しかない。
草原を背景に、目の前には多摩川。そして、どこまでも広がる青空。
視界を遮るものはない。

あっちゃんは、芸術家である。彼は、このポツンとした自分の家の
佇まいが画角的に美しいと感じたんではなかろうか。
だから、群れることもなく、孤立した場所に住居を構えた。。
そう私は推測した。
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しばらく遠くから眺め、実際にその家に近づいてみることにした。

近寄ってみると、あっちゃん邸は意外にもしっかりとした作りで
あることが分かった。
ブルーシートで覆われた奇麗な四角い箱の中は、きっとブルーの
世界で、またシートの重なり具合でグラデーションをつくって
いるだろう。

家の周りにはコンビニなどで売られる弁当のゴミと
鳩の餌の袋で一杯だった。
孤立して住んでいるあっちゃんの友達は鳩だけだったのだろうか。。

ブルーシートの家の中をさっと覗いてみたが、引越というにはあまりに
荷物が残されたままだった。
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ここまできて、分かったことは仮にそのブルーシートの家があっちゃんの
住処だったとして、あっちゃんは引越ではなく、姿を眩ましたことになると
感じた。

鳩の餌袋だけでは重要な証拠にはならず、捜査はまた迷宮入りになってしまったのだ、、、。
by hasunohanacafe | 2012-12-22 01:31 | 店長の戯言