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まあ、別に誰も楽しみにはしていないと思いますが、あっちゃんこと
A.Y氏を探し出すというのはもはや私のライフワークになっている
わけです。


12月18日快晴。
先日の情報を元に、ナチュラリストA氏に、かつてあっちゃんの住処だったと
思われるブルーシートの家に案内してもらう。

「ガス橋と丸子橋の間にはあの一軒しかない。」
「雑草の荒れている状況をみると、3、4年もいないわけじゃない。
一夏超えたくらいだ。」

ナチュラリストA氏は教えてくれた。

確かに川崎側にはブルーシートの家が幾つか見えるが東京側には
一軒しかない。
草原を背景に、目の前には多摩川。そして、どこまでも広がる青空。
視界を遮るものはない。

あっちゃんは、芸術家である。彼は、このポツンとした自分の家の
佇まいが画角的に美しいと感じたんではなかろうか。
だから、群れることもなく、孤立した場所に住居を構えた。。
そう私は推測した。
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しばらく遠くから眺め、実際にその家に近づいてみることにした。

近寄ってみると、あっちゃん邸は意外にもしっかりとした作りで
あることが分かった。
ブルーシートで覆われた奇麗な四角い箱の中は、きっとブルーの
世界で、またシートの重なり具合でグラデーションをつくって
いるだろう。

家の周りにはコンビニなどで売られる弁当のゴミと
鳩の餌の袋で一杯だった。
孤立して住んでいるあっちゃんの友達は鳩だけだったのだろうか。。

ブルーシートの家の中をさっと覗いてみたが、引越というにはあまりに
荷物が残されたままだった。
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ここまできて、分かったことは仮にそのブルーシートの家があっちゃんの
住処だったとして、あっちゃんは引越ではなく、姿を眩ましたことになると
感じた。

鳩の餌袋だけでは重要な証拠にはならず、捜査はまた迷宮入りになってしまったのだ、、、。
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by hasunohanacafe | 2012-12-22 01:31 | 店長の戯言
おひねりプロジェクトの報告です。

後藤裕子展『タネのゆくえ』
2012/12/1-12 木曜定休日を除く 会期11日間でおひねりいただいた総額は
7,901円となりました。

3,951円を作家交通費の一部として、
1,500円を広告宣伝費の一部として、
2,450円を搬入準備費の一部に当てさせていただくことにいたしました。

だいぶ定着してきたおひねりプロジェクト。
おひねりは展覧会の評価の1つではありますが、全てではありません。
おひねり総額が展覧会の善し悪しが決まるわけではありません。
今回は、例えば手頃に購入できるかわいい動物や木の実のカードが沢山
旅立ちました。

2012年の展覧会はこれで終了です。
おひねりプロジェクトを始動させることによって、個人ギャラリーにおける
展覧会の1つの価値観を生み出す事ができたと思っています。

皆様の理解の元、来年もがんばってHasu no hanaを運営してゆきます。
ありがとうございました。
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前回までのあらすじ

来年は巳年。
Hasu no hana店主は巳年生まれである。
執念深いといわれる巳年。
悪く言えば執念深く、よく言えば継続する力がある、
と言って欲しい。

巳年生まれの継続する力のある店主は密かにまだ看板デザイナーのA.Y氏を
追っているのである。
A.Y氏は若くはない。
このままでいくと、『おい、小池』的に探し続けていくうちに
亡骸として再開することになってしまいそうなので、
そろそろ本腰を入れて探しださなくてはいけない。

そもそもA.Y氏を探し続けている理由は、横尾忠則も真っ青のインパクトある
看板(ポスター)デザインをするので、個展を開催したい、というギャラリスト
としての願望が煮えたぎるのである。

***

最近Hasu no hanaに来てくれる野遊び達人であるナチュラリストAさんは
多摩川の野草について詳しい。
はて、もしや多摩川で野遊びしているということは、A.Y氏を見かけたことが
あるかもしれない。
そんなわずかな可能性にかけ、ある日尋ねてみた。

店主:「ポスターを作っているおじさんは知ってますか?
大きなバックを肩に担いでいるんです。。」

ナチュラリストA:「いや。知らないな。。」

店主:「そうですか、、、。(しょんぼり)いや、野遊びしているから
もしかしたら会ったことあるかと思って」

それからしばしA.Y氏について話す。。。

ナチュラリストA:「その人はブルーシートとかじゃないでしょ?」

店主:「いやいや、完全にブルーシート族ですよ。たぶん7、8年前くらいからかな、、」

かくかくしかじか。

ナチュラリストA:「いや、まてよ。最近空き家になったところがあるな。
時期もぴったりだ。7、8年前くらいから住み出して、つい最近までいたはず」

ナチュラリストA:「普通は空き缶などで家の周りは一杯なのに、そこには
なくて、どうやって生計をたてているかちょっと気になっていたんですよ。」

ナチュラリストA:「人が歩いている時は雑草が踏まれて生えないけど、
草がぼうぼうになっていたので、空き家になったんだな、と思っていたんですよ」

店主:「やややや、それはかなり重要情報ですね」

ナチュラリストA:「案内しましょうか」

店主:「是非お願いします」

と、いう会話がなされ、近くその空き家(ブルーシート宅)の
様子を見に行くことになった。。
その空き家にA.Y氏は住んでいたのか???
A.Y氏は7、8年も住んだ家を離れどこに引っ越したのか????

続く。。。
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by hasunohanacafe | 2012-12-11 18:25 | 店長の戯言
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後藤裕子展『タネのゆくえ』がはじまりました。
タネ自体の形や散布方法などにクローズアップした知って楽しい図鑑的な内容や、
自由に制作した立体オブジェや版画作品などなど。
フィールド観察としている知識と、柔軟な発想を持った後藤さんだから展開できる
アート×博物館的な展覧会となっています。
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